アスベスト調査を行うことは義務なのか?

アスベストは、現在でも古い建物に残っていることが多く、解体工事やリフォームを行う際には十分に注意しなければなりません。また、工事をする予定はなくても、アスベストの有無を把握しておけば健康被害を防ぐことにつながります。アスベストの有無を調べたい建物があるときは、アスベスト調査を行いましょう。

アスベスト調査は義務なのか?

建物の解体・撤去を予定していない場合には、必ずしもアスベスト調査を行う必要はありません。注意しなければいけないのは、アスベスト含有が疑われる建物を解体・撤去したいときです。アスベストの解体・撤去作業を行う際には、アスベストの飛散性により「作業レベル」を設定し、適切な方法で作業を進める義務があります。アスベストの飛散性が高ければ高いほど、作業レベルが上がり、より厳重な飛散対策が必要になるというわけです。作業レベルやアスベストに関する詳しい情報を把握するために、アスベスト調査は必ず必要になってきます。特に、アスベストの飛散性が高いと判断された作業レベル1または2の建物は、より詳しい情報を得るために成分分析を行うことがあります。法律で定められたルールを守り、安全にアスベストを除去するためにも、精確な調査が必要になるのです。

目視での調査で作業レベルが判断できる場合

アスベストを扱う業者では、屋根瓦などのアスベスト含有建材を目視で調査できる場合があります。作業レベル3と判断された場合、詳しい成分分析を行わず、手作業や湿潤処理等の義務を守りながら建材を撤去してしまうこともあるようです。