アスベスト含有のスレート屋根はすぐに撤去するべき?

住宅の屋根に「スレート」を使用しているケースは非常に多いです。瓦よりも軽い建材でありながら、耐久性や耐熱性の高さが魅力です。幅広く普及しているスレート屋根ですが、実はその素材に「アスベスト」が使用されている時代がありました。

アスベストを含んでいる可能性のあるスレート屋根

現在、アスベストを含む建材の使用は規制されていますが、10年以上も前の話になると事情が違ってきます。特に1961~1999年までに建築された住宅のスレート屋根には、アスベストが含まれている可能性が高いと言われています。天然素材で作られたスレートに比べて安価で、耐久性・耐熱性・防音性・保温性などが高いと言われていたアスベスト含有のスレートは、多くの住宅の建築に用いられました。アスベストによる健康被害の危険性が指摘されてからは、スレート屋根への含有率や使用頻度が抑えられてはいたものの、使用が続いていたと言われています。

アスベスト含有のスレート屋根はすぐに撤去したほうがいいの?

スレート屋根を解体・撤去するかどうかは、屋根の状態を見て判断しましょう。スレート屋根の状態がしっかりしているなら、いますぐにアスベストが飛散することはほぼないでしょう。スレート屋根の損傷が酷い場合や、どうしてもアスベストが気になって撤去してしまいたい場合は、専門の業者に相談しましょう。撤去する以外のアスベスト飛散防止対策として、スレート屋根の表面の塗装を塗り替えたり、上から新しい屋根材で覆ってしまうカバー工法などの方法があります。