規制・調査の対象となる6種類のアスベスト

健康被害を引き起こす恐れがあることで大きな問題にもなっていた「アスベスト」は、非常に細い繊維のような物質です。肉眼では見ることのできない物質であるため、飛散した場合に誤って吸引してしまう可能性があります。現在、アスベストの種類は6つに分類されており、建物などのアスベスト調査を行う際には、6種類の調査が必要となっています。

昔から知られている3種類のアスベスト(石綿)

アスベストの種類として昔から知られているのは、「アモサイト」、「クロシドライト」、「クリソタイル」の3種類です。アスベストといえばこの3種類を指すことがほとんどであったため、建物のアスベスト調査を行う際にも通常はこの3種類を対象に分析されてきました。アモサイト、クロシドライト、クリソタイルのうち、いずれかのアスベストが検出されると、アスベストの除去工事が必要であると判断されていたのです。

規制の改正で新たに追加された3種類のアスベスト(石綿)

平成20年の2月6日に、厚生労働省よりアスベスト規制に関する新たな内容が通達されました。これまで規制されてきたアモサイト、クロシドライト、クリソタイルの3種類に加えて、新たな規制対象として「トレモライト」、「アクチノライト」、「アンソフィライト」という3種類のアスベストが追加されるというものです。この通達により、アスベスト調査を行う際には過去の3種類+追加3種類の分析が必要になりました。