アスベスト含有の屋根材は見分けられる

アスベスト含有の屋根材は、粘り気が強くて耐久性が高く、耐火性・防音性・断熱性にも優れているなどの理由から、昔は非常によく使われていました。屋根材の定番として全国に広まったのは1961年頃と言われており、現在でも古い建物の屋根には、アスベスト含有の屋根材が残っている可能性があります。

アスベスト含有の屋根材の見分け方

アスベストの危険性が指摘されるようになった1970年代後半以降でも、アスベスト含有の屋根材は使用され続けていました。そのため、とても古い住宅というわけではなくても、屋根材にアスベストが含まれている可能性はあります。アスベスト含有の屋根材を見分けたいときは、“いつ建設されたか”という点に着目してみましょう。アスベスト1パーセント以上を含む建材の出荷が原則禁止になったのは2004年のことです。2004年以降に建設された住宅であれば、安心して良いのではないでしょうか。また、アスベストを含んでいる可能性がある屋根材は、ストレート(カラーベスト・コロニアル)と粘土瓦以外の瓦、セメント瓦などです。粘土瓦の屋根にはアスベスト含有の可能性がほぼないため、屋根材で見分けるのも一つの方法です。

アスベスト含有の屋根材はすぐに撤去するべき?

アスベスト含有の屋根材を発見したら、まずは屋根材の状態を確認しましょう。屋根材に酷い劣化や損傷がない場合は、アスベストが空気中に飛散する恐れも少なく、いますぐに健康被害を引き起こすということはありません。屋根材の状態からアスベストが飛散する可能性が高いと判断される場合には、リフォーム業者や解体業者に相談し、適切な対処方法を見つけていくと良いでしょう。