自分で行うのは危険!アスベストの撤去について

アスベストは現在日本での使用が禁止されている資材です。なぜなら深刻な人体への影響が指摘されており、実際にその被害が多数報告されています。業者さんにお願いするとお金がかかるからと、つい自分で小屋などの撤去を行うと意外な所に隠れていることもあります。今回このアスベストの危険性と撤去する際に注意すべき点を説明します。
アスベストは、石綿とも呼ばれかつては優秀な建材として重宝されていました。しかし、癌との関連性が指摘されるようになり、実際に吸引から15~40年の潜伏期間を経て悪性中脾腫や肺がんを引き起こすことが判明し、1975年から5%以上の、2006年には0.1%以上のアスベストを含む製品の使用を禁止(実質完全禁止)されるようになりました。しかし規制が始まる1975年以前の建物や建材には石綿を使用しているものが多いのが現状で自力で壊せる小屋などにも使用されている可能性があるのです。例えば、屋根、外壁、内装材(床、壁、天井などに使う仕上げ材や下地材で室内から直接目に入る所)、断熱材(配管やダクト)、吹き付け材(鉄骨に吹き付けてある)とあらゆるところに使用されていたのです。こういった所に広く使われており、専門業者による厳重な管理の下で撤去が必要になります。
実際に撤去を行う際には専門的な教育を受けた作業員が完全な防護具を装着したうえで前室や負圧除塵機を設置し行います。レベルが1~3まであり(数字が低いほど周りに飛び散る危険性が高い。)、それを判定してしかるべき撤去方法を選択し、撤去していくのです。