アスベストを含んだ建物を安全に解体する方法について。

アスベストはかつて耐熱性や保温性などがあるということで、便利な建材として多くの建物で使用されてきました。しかしながら後になって長期間吸い込むことで人体へ悪影響を及ぼすことがわかりました。現在はアスベストの使用は禁止されていますが、禁止される以前に建設された建物に関してはそのままの状態になっていることもあります。なのでアスベストを含む建物を老朽化などの理由で解体する場合には、安全対策を徹底した上で行わなければいけないのです。

解体に携わる人に対する安全対策。

建物の解体に関しては機械などを使用して全て無人で行うのは難しいものです。そのためやむを得ず人間が解体工事に携わることになるのですが、当然ながら建物を壊してしまうことで建材のアスベストが飛散して吸い込んでしまうおそれがあります。そのため解体工事に携わる人は防塵マスクや保護衣類を着用することが必須となります。

周辺にいる人に対する安全対策。

アスベストを含んだ建物を解体する場合、工事に携わらなくても周辺に住んでいたり仕事をしている人にまで影響を及ぼさないよう本来であれば周辺の一定の範囲を封鎖して行わなければいけないものです。しかし建物の規模によっては解体に1か月あるいは数か月から1年とかなりの時間を要する場合もあります。特に人の多く集まる商店街や住宅地などで封鎖をするのは難しいことから、極力解体工事の敷地外にアスベストが飛散しないようにしなければいけません。すべき対策としては事前に解体現場を布で覆ったり負圧除塵機を設置したり真空掃除機で素早く掃除を行うといったものであり、これらを行うことで周辺への安全対策が可能となるのです。